ROBOTICS;NOTES DaSH をプレイして

本作は『シュタゲ』で知られる科学ADVシリーズの第3作に当たる『ROBOTICS;NOTES』の続編。

本編、過去作科学ADVシリーズのネタバレ込みで書きます。

前作『ROBOTICS;NOTES』をプレイした方は是非プレイすることを勧めます。

 

 

 

個別ルートについて

各個別ルートは愛理と昴ルートが良かった。

愛理ルートでは彼女の心情とこれからを感じさせるもので、また前作で説明されなかった病気周りの補足もあり、よかったと思う。前作の印象的な場面を効果的に使ったラストが気持ちがよかった。

昴ルートは親父さんとの確執を描いたもの、前作で不満に思うほど描かれなかったわけではなかったが普通に話が好きだった。

 

無難かなと思ったのは淳和、フラウ。

淳和ルートはプレイしたときに最初に踏んでまあまあかなって思ったけど、前作のロボット云々の方でかなり話は終わっているし普通かなと

フラウはギャグに振り切られすぎていて感情がジェットコースター。話は面白いとは思ったけども。

 

綯ルートはまあしょうがないかなって、正直なくてもよかったんじゃねって感じだけども

 

本編 あき穂ルート、LAST PHASEについて

これが欲しかった。前作『ROBOTICS;NOTES』については私自身もかなり不満を持っていたわけだが、一番の原因である「結局彼らはどうなったのか?」という点についてきっちり描いてくれていて良かった。カイ、あき穂のその後。みさ希はどうなったのか?主人公たちとの確執は?この辺のアンサーが見られる。

ラストの戦いも好きだけどそこはおまけなんかなって、欲しかったのは先にも書いたように前作の彼らの行く先なので

 

あとは雑に思ったことなど

 

全体を通して前作の不満点を回収してくれてとても良かった、謎のスイッチしかり、その後の関係性しかり

 最初タイトルがロボノ”ダッシュ”と聞いてまーたシュタゲ便乗商法かーとか思ってしまったわけだけども、主にカイを視点として描かれた前作では彼の人格を外から描くことが難しく、結果として彼の人格の本質の説明不足で不評だった解決策としてダルの視点を新しく追加してフォローしていたのはうまかったと思う。

過去作ネタでニヤニヤできる要素がシュタゲ以外にも仕込まれていて良かった、カオヘのリフターとか

OPのダルのとこでシュタゲの立ち絵に一瞬切り替わるの最高だよね

不満点は3Dモデル、正直好みの問題で3Dモデルが好きじゃないというのもあるんだけどモーションなんとかならんかったんかって、そんなにブンブン首振られたら流石に気になっちゃう、マナーモード淳和かな?

シュタゲとロボノのコラボ作とか来るんかね?どちらもキャラクター好きなので絡みを見てみたい半分変に中途半端なもの見せられて微妙な気持ちにさせられたくない半分

素直に受け取るとラストの演出が次回作の演出だと思うので期待?してもいいのかなと

でもまた君島コウかってなるんかなぁ…うーむ

 

テキスト面白かったし前作で足りないって思ったとこが補填されていたので満足です